青刈りとは

東京ドーム約3.5個分、13,884㎡(14町歩)という広大な面積で、こだわりの国産藁を栽培し青刈りを実施します。
青刈りとは「実とらず」とも言い、藁に実が付く前の青い内に正月飾り用として刈り取ることです。
非常に手間の掛かる作業ですが、藁が編みやすく綺麗な緑色を保つことができ、飾りを製造するのに最適で、香りも違います。

4月 すじまき

「すじまき」とは田んぼに苗を植えるための準備です。
雪解けとともに開始し、厳選された「すじ」のみを使います。

4月 育苗

すじまき後、中2日で育苗機から取り出し、温度・水管理をして約1ヶ月間苗場で育てます。

5月 田植え

育苗箱から苗が解放される瞬間「田植え」。
雪解け水で刈取りまでの間、苗の管理をします。

5月〜7月 水田管理

田植え後、水・色管理をしながら毎日稲を観察して健康状態をチェックします。
稲の色の濃さの調整が難しい作業です。

7月下旬 青刈り

〆縄に最適な藁に育った稲の刈取り「青刈り」。
真夏の暑い中、約50日間ひたすら作業をします。

7月下旬 収穫

刈り倒された稲を乾燥炉へと運ぶため、全て人力で集めます。

7月下旬 乾燥

田んぼから運び出された稲を乾燥炉に入れます。
80度の温度で13時間かけて色が抜けない様に水分を飛ばします。

7月下旬 藁選り

(わらすぐり)

乾燥が終わり、いよいよ加工の準備です。枯葉等不良の藁と青藁を選別する「藁選り」。
職人の手作業で行います。

7月下旬〜 藁加工

藁選りが完了後、工場内で専用の機械にて加工。年神様に宿っていただく為に「真心の一本」を加工します。
機械作業は藁を撚るところまで。その後は全て手作業にて仕上げをします。

7月下旬〜 飾り付け

ひとつひとつ丁寧に飾り付けを行い、お客様の元へと出荷いたします。
国産にこだわり続ける為、一つ一つの部品を全て自社で加工します。

竹治郎オリジナルPV